心をうつ音楽、とは。

元音大生の奮闘リハビリボイストレーニング

【元音大生が語る】音大に入ってよかったこと10選【前半】

こんにちは、ツキコです!

今日は、前回紹介した此方、               

【元音大生が語る】音大に入って大変だったこと10選【前半】
【元音大生が語る】音大に入って大変だったこと10選【後半】
に代わり、音大に入ってよかったこと10選を紹介したいと思います♪
 
入試シーズンはそろそろ佳境、終わっている人の方が多いかもしれません…。
これから入学する方も、在校生だよ!って方も、卒業生の方も(仲間!)是非読んでみてください~。
(ちなみに、今回もあくまでツキコの持論・感想ですのであしからず・笑)
 
 
1. 音楽に溢れている
なんといってもこれでしょう。
校内を歩いていると、開け放たれた窓からアリアが聴こえてきて、道端で練習している弦楽器に出逢い、練習室からは少し練習不足なピアノが僅かに漏れている…。
こう書くとまるで漫画のような光景ですが、実際こんな感じでした。
私は声楽科だったので、一人が鼻歌を歌い出すと、周りの友人が必ずハモってきたり、他のパートを歌ってくれたりするのが本当に楽しかったですね。
社会人になった今だからこそ、授業以外の時間にも常に溢れていた音、という存在のすばらしさと、特別感に気づけました。
在校生の方は、卒業する前に是非、意識して校内を歩いてみてください!
 
2. いつでも練習できる
大学によって待遇は変わりますが(笑)思う存分練習できる空間が確保できることは、実はものすごーく幸運なことです。
ツキコは今、会社の近くの小さなスタジオを借りていますが、お安めと言っても30分500円くらいは掛かってしまいます…学生に戻りたい…!
ただ、学生の皆さんに間違ってほしくないのは、大学の練習室は「練習できる」であって、「練習しなければならない」ではないことです。
レッスンは兎も角、個人練習は強要されるものではないので、「いつでも練習できる」ことがプラスになるかマイナスになるのかは自分次第ですよ!
是非、毎日の習慣にしましょう~!
 
3. 周りが音楽好き
あったりまえじゃ~ん! って思うかもしれません。
けど、案外あったりまえじゃないんですよ。素敵なことなんです。(力説)
クラシック音楽は日本ではやっぱりまだまだメジャーではなくて、社会に放り出されてからは気軽に語れる友人は中々見つかりません。
ツキコは友人と、「此処の終止形がたまらん」だとか「この作曲家のこの前奏の此処がヤバい」だとか、コアな話をするのが大好きでした。(笑)
自分のとっておきを、当たり前のように誰かと共有できるすばらしさは、音楽に限らずとても素晴らしいものですよね♪
 
4. レッスンを受けられる
「自分がつきたい先生がいるかどうか」
数ある音楽大学の中で、自分の目指す大学を決める際のポイントになりますよね。 
歌のレベルは勿論、音楽性や人柄まで、自分がこのひとに学びたい、と思った先生に毎週直接レッスンを受けられるのは、垂涎ものの環境です。
レッスンの時間はかーなーり短く、その限られた時間で学べることは本当に、山のようにあります。
(しかも、レッスン代を思うと本当に一秒も無駄に出来ないです・笑)
私の友人には、先生が厳しすぎてもう出たくない…と無断欠席してる子もいましたが、本当にもったいないなと…いや、先生との相性もむつかしいのですけどね…。
音大生の皆!レッスンだけは出よう!勿体無さすぎるぞ!!
 
5. 度胸がつく
大体の大学では、定期的に舞台の上へひっぱられていきます。
最初は過呼吸になるんじゃないのか、って顔色で舞台袖から出ていく彼女も、緊張し過ぎて全部アーで歌ってた彼も、卒業するころには笑顔で舞台に立っていました。
私は正直かなりのあがり症で、今でも本番前は吐きそうになるし、しょっちゅう歌詞も飛びますが(自慢げにするところではない)それでも確実に慣れてきます。
人前でマイクも使わずに歌えるようになれば、プレゼンや発表なんかはへっちゃらになっちゃいますよ!ソースはツキコ!
 
というわけで、やっぱり長くなってしまったので今回はここまで!
また近いうちに後半をお送りします♪
在校生・卒業生の方には「わかる~」と言ってもらえる……かな?
これから目指すあなたが、入りたいなと思ってもらえればとってもうれしいです。
 
ではでは、また明日~!

心に突き刺さる歌い手・日食なつこを語る

こんにちは、ツキコです。

今日は、私の大好きなアーティストについてお話します。

 

このブログを始めよう、と思い立ったのも、その人のLIVEに行ったことが切欠なんです。

あんまりにも素敵で、情熱の伝わる歌声に、

「ああ、私もこんな風に歌えたら」

と思って、ブログとトレーニングを同時に始めました。

 

そのひとこそ、日食なつこさんです。

 

残念ながら私は去年の秋頃に知ったばかりの新参者なのですが、そのメロディーと歌詞。

突き刺さるような衝撃が、今もまだ耳に残っています。

 

今回はそんななつこさんの曲の中から、数曲ご紹介します。

 

 

先ずは、私が彼女を知るきっかけになった曲。

 

【水流のロック】

 

「誰かの書いたマップだけじゃ
いざって時に疑いたくなるの
だから一緒に前に行こう」

 

兎に角耳に残るメロディー。

PVの凛とした美しさと、水を得た魚のようなピアノの音。

大好きです。

 

【エピゴウネ】

 

「情熱だけで生き残れたら

 どいつもこいつもヒーローだよ」

 

 

エピゴウネ = 「模倣者」、「亜流」、「身代わり」

現代における、パクリ、にも近い意味を持つ(Wikipedia参考)

歌詞の鋭利さと、そこに滲む切迫感と強さ。

なつこさんの歌詞は、どんな内容でも直向な強さが感じられます。

 

【11年】

 

「きれいなひとね、って呟いたのが

 せめてもの抵抗だった」

 

 

読み込めば読み込むほど、なんて可愛いんだろう。

前に紹介したふたつとは違ってPVもなく、知名度は低め?のような気がしますが…

 

というか、なつこさんの曲は全部心からいい曲だなと思うので、選りすぐるのもたいへんなんです。

 

歌詞にぴんときたあなたも、なんとなく興味をもったあなたも。

絶対に後悔しません。一度聴いてみてください。

 

因みに、新しいアルバム「逆鱗マニア 」が絶賛発売中ですことよ。

 

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ステマになってしまった。愛ゆえに。

 

因みに、このアルバムの中に、以前の日記で書いたこの歌詞があります。

 

「神様お願い

 抑えきれない衝動がいつまでも抑えきれないままでありますように」

 

私の中の衝動も、彼女のように、熱くてまっすぐな煌きとして、星になれたら。

なんてことを想いながらいつも聴いています♪

 

きっと皆さんの心にも、突き刺さる一曲があるはず。

是非、ぜひとも、ご視聴くださいませませ。

 

では、今日はステマで終わります。(笑)

 

日常生活で出来る!歌う人のためのトレーニング法

こんにちは!ツキコです。

寒い日が続きますが、元気に歌っていますか?

 

私はといえば、ちょっと風邪気味が続いていて、今週は声出しが満足に出来ていません…。

喉は無理すると後々に響いたり、酷いときはポリープが出来たりと洒落にならないことになるので、腫れてるな~ってときは無理しないようにしましょうね。

 

でも、「一日休めば自分に分かり、二日休めば他人に分かり、三日休めば周りに分かる」と言われるほど毎日の努力が欠かせないのが音楽。

(音楽だけじゃないかもしれませんが…)

しっかりとした声出し、練習が出来ない日が続くと、どんどん不安に駆られるんですよね。

そこで無理して声を出してしまうと、先に言ったような問題が起こってしまいます…。

そんなときは、日常で出来る歌う身体の為の身体作りを実践して、身体が訛るのをできるだけ防ぎましょう!

どれもちょっとした、簡単なことなので、普段から取り入れるようにしましょう♪

 

1. 腹式呼吸

以前から折に触れて言っていることですが、腹式呼吸と横隔膜の動きを意識することが出来る呼吸法は、日頃からやることが大切です。

ポイントは、

8カウントで息を吐き切る⇒息を吸おうとせず、酸素が入ってくるに任せる

ということ。

息を全部吐き切ると、吸い込もうとしなくても勝手に息を吸います。それが、腹式呼吸の大事なところです。

間違っても、勢いよく吸い込んだりはしないでください!胸に入っちゃいますよ~!

 

2. 電車で両足ふんばり

せめてもう少し真面なネーミングに出来なかったのか私は…。

やることはそのまま、まず両足をしっかりと床につけます。

それから、両足の足の指を、ぐーっと丸め込みます。

イメージとしては、両足の指で地面を掴もうとする感じ。

まっすぐと立ちますが、重心は軽く前に倒すと、力が入りやすいかもしれません。

このとき、出来ればつり革は掴まずに踏ん張って!

 

3. ぷるぷる階段リップロール

だから…ネーミングセンス……。

こちらも実に簡単、階段の上り下りで実施できる簡単なことです♪

唇同士をぷるぷると振動させる動きを、息が続く限り続ける。だけ!

これが意外とむつかしく、慣れるまではあっという間に息切れしちゃうんですよね…。

しかも、なんとなく口の周りが痒くなる!(私だけ?)

これを、階段を上り下りするたびに、出来れば階段を登り終わるor下り終わるまで続けられたらGOOD♪

私は、階段が終わるまで続いたらいいことある!と思いこんで頑張ってます。(笑)

 

その他にも、私が気を付けている心掛けとして、

・首回りを冷やさない(一度冷えると数時間、声が出にくくなります)

・お水は常温で飲む(声帯が閉まっちゃいます)

・本番前は常時マスクをしない(いつもマスクだと乾燥が早くなっちゃう気がします)

勿論、電車などの場所ではマスクしてウイルスを避けるのも大事ですよ!

 

などなど…。

気にし過ぎるとまた窮屈になってしまいますが、少しずつでも実践しておけば、塵も積もって良い声に近づけることでしょう。

一緒に頑張りましょうね♪

 

凡人を認めるのがとてもつらいという話。

こんにちは、ツキコです。

今日から始まったプレミアムフライデー、楽しんでいる人は何人いらっしゃったのでしょう。

私の勤めている会社は元々がフレックスなので、あんまり恩恵というほどの恩恵はないのですが…。

さて、今回は誰も得をしないコーナーです。

次の日の予定がない休日前夜、眠るのも勿体無くてぼんやりしていると、どうしても思考が悪い方へ言ってしまう私の話をしたいと思います。

名付けてそのまま、凡人を認めるのがとてもつらいという話。

 

皆さんには、「これは負けたくない」と思うものはありますか?

「これだけは、人より特別なんじゃないか」と漠然とした自信のあるもの、あるいはあったものはありますか?

 

私にとっては、それが音楽でした。

特別飛びぬけて上手いわけでもなかったかもしれませんが、学生の頃はどうしてだか自分の歌が特別に思えて、きっといつか大勢の前で歌うひとになるんだ、と漠然と思っていたわけです。

大学の四年間はクラシックを学びましたが、本当はずっとポップスがやりたくて、中途半端に手を出してみたり。

学生の間はずっと、「今は勉強の時期だから」と繰り返して、自分が特別ではないことから目を背けてきたんです。

 

社会人になってみて、当たり前のように歌う機会が減って、しかも、それに順応している自分に気づいたとき。泣けてきました。

「どうして私は死なないんだろう」と、悲壮感でもなくそう思ったんです。

ずっと自分は「歌ってないと死ぬ!」っていう人間だと思ってきたんです。

 

情熱を、情熱として持ち続けるということのむつかしさを、感じています。

日々、追い立てるように迫っては過ぎていく時間の中で、本当にしたいこと、を探しています。

暮らしていくだけのお金を稼いで、毎週金曜日のケーキを楽しみに生きる。

そんな自分でいい、と諦めてしまいたくないです。

 

…そんな風に葛藤している社会人は、きっと私だけじゃないんだろうなあ。

 

今日も、ブログを書く前に呼吸法を行いました。

(呼吸法については、腹式呼吸のその前に。を参照してください)

地道な努力だけで叶う夢ではありませんが、それでもあきらめてしまうよりはずっといいだろうと思って、思いたくて、続けています。

あきらめない内は、私も「音楽家」でいられると信じて。

 

そういえば、同じ大学で声楽を学んでいた友人が、今度留学するそうです。

「いいなあ」で終わるか、「私も頑張ろう」に昇華するのかは、自分次第。

人類皆凡人。だけど、誰かのヴェルタースオリジナル

 

……自分で書いてて何を言ってるのか分からなくなってきたので、終わりにします。(笑)

 

要は、「凡人の皆、がんばろうぜ!」ってことです。

えい、えい、おー!

 

 

【映画】出不精の私がどうしても映画館で観たいミュージカル映画【ラ・ラ・ランド】

こんにちは、ツキコです。

 

2017年2月24日。今日からいよいよ、あの映画が公開されますね!

その名も……「ラ・ラ・ランド」!

 

聞くところによると、あのタイタニックを越える、と言われている人気っぷりのようで、日本メディアでも大々的に紹介されています。

皆さんも、一度は何処かで目にしたんじゃないでしょうか?

史上最多のノミネートを誇る、今一番アツイミュージカル映画です。

 

興奮冷めやらぬ、と書いている私は、……仕事でまだ観に行けていないのですが…

必ず映画館で観る!と決めています!

観に行った際はまた改めてレビューしますね♪

 

というわけで、今日は前情報からラ・ラ・ランドの気になるポイントを纏めてみたいと思います!

(私が観に行くときのための前準備とも言う)

 

〇ララランドのあらすじ〇

女優になることを夢見るミア(エマ・ストーン)は、酒場で偶然見掛けたセバスチャン(ライアン・ゴズリング)の演奏に心を奪われます。

ジャズピアニストになることを夢見る無名のセバスチャンは、最初こそそんなミアを邪険にしますが、再会し共に過ごす内、彼女に惹かれていきます。

夢を追い掛ける二人の若者は、そのまま恋人同士に。

…そんな幸せなあるとき、セバスチャンが生活の為に始めたバンドが一躍人気になります。次第に夢を追い掛けるのを止め、安定した仕事を選ぶセバスチャン。

そんな彼を認められず、ショックを受けるミア。

二人はそのまますれ違ってしまうのか――?

 

はああ絶対みたーい!!!

 

元々恋愛映画とミュージカル映画が大好きな私には、絶対に外せないコラボなわけです。

ではでは、そんなラ・ラ・ランドが大絶賛な理由を纏めてみましょう!

 

1. 夢に溢れた舞台、ロサンゼルス

夢と希望を抱えて乗り込む、挑戦者たちの行く先…ロサンゼルス。(誇張)

夢を追い掛ける若者、という登場人物の為の舞台に、これほどぴったりな場所が他にあるでしょうか。

次の項目にも少し被りますが、ロサンゼルス、という場所が視聴者に抱かせる「わくわく感」は、この映画の魅力の一つだと思います。

 

2. 美しい映像

日本から出たことがない私のような人間は勿論、アメリカ本土に住む方の心にも突き刺さる、映像の美しさ。

メディアでは、実際ロサンゼルスに住んでいる方が「日常風景をあんなに美しく撮れるなんて天才だ」とおっしゃっていました。

いちばん美しい時間帯の空をバックに踊るミアとセバスチャンは、最早一種の絵画のようでしょう。

 

3. 何といっても劇中の音楽!

ラ・ラ・ランドでは、なんとワンカットでミュージカルシーンを撮っているそうです!

ミュージカル映画は音楽だけ別撮りで撮る映画が主流だった昔を思うと、その凄さが分かりますよね。

なんでも、「リアル」を追求したい、という思いで作り上げたんだとか。

映画の公開に合わせて、オリジナルのサウンドトラックも発売されるようですから、映画での感動を日常でも味わいたいあなたは是非。

きっと私も買います。(笑)

 

というわけで、(まだ観てないくせに)長々と語ってみましたが、観たい気持ちは高まってきましたか?

観ようかな~と思っているのにいつのまにかタイミングを見失ってしまう、私と似ている其処のあなた!

今回こそ、是非映画館でその感動を味わいましょう。

 

「観るもの全てが恋におちる、極上のミュージカル・エンターテインメント。」

(公式より)

 

【ドラマ】タラレバ女さんに見る音大生の未来【東京タラレバ娘】

こんばんは、ツキコです。

 

分かる~~~。

と、巷で話題の東京タラレバ娘

女子(いくつになっても女子!)の皆さんも、毎週欠かさずチェックしていますでしょうか?

私といえば、実は観たり観てなかったりします…。

 

というのも、あんまりにも「わかる。」過ぎて、見てて辛くなるからです。(笑)

ですが、なにかと話題のドラマ、気になってしまうものです。

昨日の放送を観ていてぼんやりと思ったことがあるので、話題に乗じて書いてみよう、と思ったわけです。

 

それは、音大生の恋愛はタラレバ女に限りなく近いということ。

(ちょっぴり嘘)

音大生の代表のように語ってしまうと方々からバッシングを受けてしまいかねないので、あくまで私論、と先に述べておきますね!

 

そもそもが、私と私の友人数人を見ての統計でしかないので、信憑性はありません。

というか、「音大生」という風に区切る必要もないかもしれません。

更に言えば、「音楽」にこだわる必要も……(ごにょごにょ)

 

要は、夢を追い掛けているひとは恋愛面でタラレバになりやすいと言えます。

もちろん、恋も夢もがっちりゲットしているハンターレディーもいるでしょうけれどもね。

 

「時間があったら」

「いい人が現れてくれれば」

 

そう言って、先延ばしの幸せをふわふわと語るだけの理由はひとつです。

「なにがあっても」と手を伸ばすのが、恋ではなく夢だからなんですね。

 

さらに言えば、音大(ひいては、音楽活動に勤しむ大多数)の人は、かなーり個性的なひとが多いです。(笑)

 

そんな方々が、倫子さんの言うような「しっくりくる人」を探すときはさあ大変。

恋は芸の肥やし、なんて言いますから、本当は沢山恋をするのがいいのかもしれませんが…少なくとも、私の周りでは音楽が恋人なひとがいっぱいいました。

勿論、私もその一人です。

 

このままでよいのだろうか。(唐突な自問自答)

 

たまに不安になって外に出掛けてみたり、誘いを受けてみたりもするんですが、所詮「焦り」から出た行動。実がなるわけもなく…。

 

私はまだ二十代半ばで、倫子さんよりはすこしばかり年下ではありますが、彼女のようなアラサー独身女になる自信がありますし、こんな風に感じた人も多いんじゃないかな。

 

今はまだ「気楽だなあ」と思える独り身のワンルームを、寂しいと思える日がくるんでしょうか。

それとも、まだ今と変わらない情熱をもって、社会人の隙間で歌をうたっているのかな。

 

できれば私は、音楽に生きていたいなと、今は思うのです。

好きだと思える歌が歌い続けられ「たら」。

少しでも多くの誰かに、素敵だ、と言ってもらえ「れば」。

 

以上、タラレバ女でした~。

 

 

 

【元音大生が語る】音大に入って大変だったこと10選【後半】

こんにちは、ツキコです。

今日は、昨日のUPした【元音大生が語る】音大に入って大変だったこと10選【前半】 の続きをお話します♪

 

6. 人間関係が面倒

……と、感じる人もいる、かもしれません。

というのも、音楽の世界というのは横の繋がり縦の繋がりがなにより大事なんですね。

次の項目でも似たようなことを言いますが、同級生や先輩後輩だけではなく、師事する先生との人間関係が大事になってきます。

「音楽性は大好きだけど横暴で…」

「すごく神経質だから機嫌を伺わないと…」

なんていう悩み、よく聞きました。(苦笑)

私のついていた先生は全く気取ったところのないフレンドリーな方だったので、そんな心配はさっぱりありませんでしたが。今でも大好きな先生です。

 

7. 人脈を拡げなければならない

前の項目の続きみたいなものです。

音楽で食べていきたい!と思っている人なら尚更、人脈が大きなカギになります。

コンクールやコンサートだけが、チャンスの場ではない、ということですね。

ずっと家でのんびりしていたい、という人にとっては、結構キツいことに感じるかもしれません…。

かくいう私も超がつくほどのインドアなので、ちょっぴり辟易したこともありました。

でも、なんだかんだ共通の夢や情熱をもった人たちなので、楽しかったりします。

 

8. 出費が多い

兎に角、お金が掛かります。

楽譜代、ホームレッスン代、ドレス代、コンサート代、スタジオ代、…etc.

これに加えて、会食や打ち上げ、発表会費、お花代……上げたらキリがありません。

が、しかし。

逆に考えてみてください。

音大生でない方がクラシック音楽をやるときにも、これらの費用って掛かってくるんですよね。

その点、楽譜は図書館で借りられて、レッスンは授業で、スタジオ(練習室)も格安であるいはただで確保できる音大生ってすごい!

……まあ、何より学費が巨額なのですが。(そこに尽きる)

 

9. 「義務になってしまう」

私の大好きな歌手の歌に、こんな歌詞があります。

「抑えきれない衝動がいつまでも抑えきれないままでありますように」

日食なつこさん、という方の歌です。(彼女については近日中に熱く語りたいと思います)

音大を卒業して暫く経ってしまったからこそ感じることなのですが、「音楽をやりたい!」という情熱が、「やらなければ」になってしまうことがあります。

やりたくて、好きで、自分から決めた筈の道も、当たり前にしてしまうと寧ろ嫌いになってしまうことさえあるのかもしれません。

衝動が衝動のままでありますように。

 

10. 自由が少ない

最後の項目です。

…正直、ここまでひねり出すのに苦労しました。(笑)

前回の記事でもちょろっと言いましたが、私は「音大に入って本当によかった!楽しかった!」と思っている方ですし、正直、大多数の元音大生がそう思っていると思うので。

レッスンに至るまでには何時間もの自主練習が必要ですし、楽譜を攫う時間も、ピアニストや他の演奏家との合わせの時間も必要です。

時間の制約は、頑張れば頑張るほどできていくと思います。

 

…ですが、あくまで「大変だったこと」なんです。後悔したことはありません。

 

あなたがもし、音大に入ることを目指していて、厳しいことを言うようですが、「金銭的に可能な」状態にあるのなら。

幾つになってからでも、音大生になってほしいなと、心から思っています。

 

というわけで、【元音大生が語る】音大に入って大変だったこと10選【後半】 をお贈りしましたが、いかがでしたでしょうか?

 

よければ、【元音大生が語る】音大に入って大変だったこと10選【前半】も見てくださいね。

 

そして!

近日中に、満を持して(?)音大に入ってよかったこと10選をお贈りします!

是非、チェックしてくださいね♪