心をうつ音楽、とは。

元音大生の奮闘リハビリボイストレーニング

【元音大生が語る】音大に入って大変だったこと10選【前半】

こんにちは、ツキコです。

今日もお疲れさまでした!

 

今日は、タイトルの通り、「音大に入って大変だったこと」を10個、上げてみようと思います。

というのも、そろそろ受験ということで、私自身が高校三年生の頃、音大というものの実態が分からなくて不安になったな~とふと思ったからです。

受験生応援を謳っているくせして、「大変だったこと」を紹介していく今回ですが、次の記事では「よかったこと」を紹介するつもりなので、ご安心ください!

 

メリットだけを紹介するよりも、ちゃんと大変なところを知った上で、それでも頑張りたい!という音大生、ひいては音楽家の卵をツキコは応援します。

 

……と言ってももちろん、私の独断と偏見も混ざりますのでご了承ください。

 

1. 学費が高い

メジャーなところから攻めていきましょうか。

とはいえ、音楽大学が全部が全部馬鹿高い、ってわけではないですよ。

ですが、私立の学校を選んでしまうとどうしても普通の大学よりも高い学費が掛かってしまいます。

私の周りでも、奨学金を借りて一人暮らしをしている学生は沢山いました。

かくいう私も在学時に奨学金を借りていたので、これから数十年、払っていかなければならない立場にあります。

裕福な家庭の子が多い、というイメージも強い音大生ですが、実際は奨学生の方が多いんじゃないでしょうか……。

 

2.    一般教養から遠ざかる

必修がね、音楽なんです。

つまり、高校まで、或いは中学まで学んでいた主要五教科を、ともすれば一つも触らない四年間が待っているわけです。

喜んで?

いやいや、確かに楽ではありますが、やっぱり社会に出たときに困ることも多いのかもしれない、と感じます。

卒業後すぐに社会で働くことがなくとも、音楽で食べていけたとしても、一般教養に疎いと恥ずかしい思いをすることもあるかもしれません。

 

3. 就職がむつかしい

と、一般的には言われています。

ですが、今の時代は少し前に比べて明らかに回復傾向にある就活状況にあるので、大企業しかいやだ!ってわけでなければ、さほどむつかしくはない気がします。

現に、私が新卒で就職した際も、結果的に二社から内定を頂けました。

音楽で食べていきたい、と思うなら、話は別ですが……。

 

4. 出会いがない

恋愛的な意味での出会いは、中々ないかもしれません。

学部同士で恋愛する人も勿論いますが、それよりも音楽を頑張る!ってひとの方が多かった気がします。

同じ専攻(専門的に勉強する科。ピアノ科、声楽科…などなど)の人とはライバル!という感じが抜けなくて、恋愛対象にはなりにくかったかな?

 

5.    大学のある場所が限られる

東京や、大阪、愛知。

音大のある県は、やっぱり限られてきてしまいます。

「この先生につきたい!」「この学校で学びたい!」という特色ある大学も少なくないので、必然的に地方から独り暮らしを強いられる学生さんも多いです。

 

あら。

気づけば長くなっていましたね。

続きはまた後でUPしますが、ひとつだけ言えることは、「音大に通ってよかった!」ということ。

これだけ書いた後なので信用度は低いかもしれませんが、この五点、後半の五点を補って余りある良かった点が詰まった四年間でした。

 

興味のある方は、是非続きも覗いてみてくださいね!

 

 

それでは、今日はこれで。ストレッチして寝ます。

おやすみなさい♪