心をうつ音楽、とは。

元音大生の奮闘リハビリボイストレーニング

【ボイトレ】自宅で高音を出せるようにするボイストレーニング

こんにちは、ツキコです!

学生の頃は音大専用アパート、なるものに住んでいたので、朝九時から夜九時まで声を出し放題だったあの日の自分が妬ましいツキコです!キエエエエイ!

 

私を含め、「家は声が出せない…」「でも毎日カラオケ行くわけにも…

そう思って悶々としている人、いると思います。

特に高音

ピエーーーと叫ぼうものならたちまち物騒な方の壁ドンされるに決まってます。

ご近所トラブル真っ只中です。

 

そんな恐ろしい事態を回避するためには、声を張り上げなくても出来る高音の特訓が必要不可欠!

というわけで、今回は、自宅で出来る高音のトレーニングを紹介します。

 

それは……ハミング!

しってるよ~って方も、やってるよ~って方もいるかもしれませんが、実はハミング、ちょっとコツがあります。

「んー」と、口の中や喉の中で響く声。これはちょっと間違っています。

意識するのは、頭の上と眉間の間

近所迷惑にならない程度の声量で、「ふーーーーーーーん」と声を出しましょう♪

尖りすぎていてもダメですが、吐息ばかりの掠れた声にもならないように気を付けましょう!

最初は、地声よりも少し低い音から始めて、段々高くしていくといいです。

 

・一息で低い⇒高い⇒低い音を出す

・一音一音、音階が変わるたびに区切る

 

交互にやるといいと思います。

 

高い音はどうしても喉を酷使しがちなのですが、意識を少し上にあげるだけで、枯れにくく喉を締めない声になりますよ。

 

もうひとつのポイントとして、高い音の前の準備はし過ぎない、ということ。

 

普通に歌っているときって、曲の中の高い音の部分で、つい力んじゃいませんか?

力む=体に力が入る、なので、無意識の内に喉声になっちゃうんですよね…。

 

おススメは、ジャンプすること

今回は「自宅で」ということに重きを置いているので、勿論大ジャンプをするわけにはいきませんが …。

苦手な高音がくる一瞬前に、軽くジャンプ。重心が床に着いた反動で、すこーん、と高く力の入っていない声が出ますよ!

ジャンプはどうしても難しい環境の方は、水の入ったペットボトルなどを目の高さくらいまで投げ、受け取ると同時に声を出すと同じようにすこーんといい高音が出ます!

本当に簡単で劇的に変わるので、オススメです…!

(これは、声楽の先生直伝なのですが、普通にポップスでも使えると思います)

 

ハミングは声量を求めるのではなく、声を出すポジションを身体に覚えさせることを目的としたトレーニングなので、気軽にやってみてください!

ジャンプは、ベッドの上とかでかる~くどうぞ。(笑)

 

そして、ハミングの後は水分補給をしっかりしてくださいね。

乾燥が酷い時期なので、加湿器やマスクでしっかり喉を守りましょう。

 

それでは、今回はこのへんで。

是非試してみてください~♪