【ドラマ】ついに最終回。マキさんの零れた「秘密」の一曲を紹介+帽子の女性の正体は?!【カルテット】
ついに、ついに、ついに!
やってまいりました、カルテット最終回!
毎週楽しみで楽しみで、TVの前でみぞみぞし続けていた火曜日。
それが今日で終わってしまうかと……思うと……
(マツコの知らない世界で既に寂しくて泣いていた)
(ピアノ演奏がさらに涙を誘った)
今回もたっぷり感想をお伝えしたい…ところなんですが、前のように全部追っているとまた長くなりすぎちゃうので(笑)主にすずめちゃんと家森さんに注目した感想をばざっ!と行きたいと思います。
その後には、例によって今回のキーワードとも言える「秘密だよ」のあの曲のご紹介と、ファンレター(?)の差出人らしき謎の帽子の女性について考察してみたいと思います!
いやあしかし、最終回にも関わらず、寧ろだからこそ、凝った演出やギミックが多かったですね~!
まずは恒例の心に残った名(迷)シーン!
始まってすぐ、「?!」ってなったのは、やはり家森さん(高橋一生)と別府さん(松田龍平)の名前の呼び合い。
あなたたちどうしたのになにがあったのー?!と衝撃を受けました。
別府さんの説明口調の語り(実は録音していた…)も相俟って、時間経過を表すのに一役買っていましたね!
それぞれの成長と、マキさんが帰ってこないことで出来た孤独をひしひしと感じつつ、そしてざっと流れるように説明された前話からの経緯の嵐のような展開に呆然としつつ、それでも随所に覗くいつものテンションにほっこり。
私が特に好きだったのは、(やっぱり)家森さんの、
「それによって誘き出されるのはお巡りさんだよすずめちゃーーん」の件。
今週の家森さんありがとうございます、可愛いです。
マキさんが三人の演奏に導かれて公園までやってきたとき、それぞれの顔が映ったんですが、家森さんの泣くのを耐えるような顔、とてもグッときました。
(また家森か、の幻聴が聴こえる)
もういっちょ印象に残ったのを言っておくと…
「昔はまあまあ有名だったので」って言ったすずめちゃんに向ける家守さんの笑顔が、なんとも嬉しそうで嬉しそうで。笑
なんというか、高橋一生さんのたまに見せる色のある表情って、すごく映えるんですよね。
元々が結構真顔~のキャラなので…笑
あ、あと、一番衝撃だったのがやっぱりありすちゃん!!
いやあ、絶対ただじゃ帰らないだろうと思ってましたが……なんていうか、もう、満面の笑みでの、「人生、チョロかった~!!アハハハハ!!!」が凄まじすぎて思わず「かっけえええええ」って言いました。
いっそ憧れます。
さて、此処で気になったことを幾つか。
・チケットの日付
3月20日が火曜日でしたね。今年は月曜日だったので、やはり現在の話じゃないのかな~?
・おそろいのボーダー
すっごく和んだんですが、四人ともボーダーってなんだか…囚人、をイメージしてしまってちょっとどきっとしました。
(そのあとに「秘密ね」発言が飛び出すので特に…)
・パセリ
すっごく和んだんですが(二度目)パセリは日本では、「誰も手に付けず残ったもの」と言われるものです。
「そこにあるんだ、と思うだけでいい」と、彼らが言うとなんだか意味深な気がします。
ちなみにこれら、Twitterで検索してみたらわりと沢山の人が同じようなこと呟いてましたね~。
流石皆さん、考察をすすめていらっしゃる……。
と、またまた前置きが長くなりすぎましたが、最後の曲紹介は此方です。
「マキさん、なんでこの曲を選んだんですか?」
「……零れ落ちたのかな。 秘密ね。」 の。あの曲。
タイトルは作中にも出てきましたね。
まるっと全部聞きたい方のために。
カルテットで使われたのは序盤~で、編曲されているようですね。
この曲は、死神と乙女の攻防戦を描いた曲です。
死へ誘おうとする死神の脅しと、それを拒絶する乙女。
しかし、その脅しは決して乱暴ではなく、いっそ甘美に、彼女を「永遠の安らぎ」へといざなっていく……。
「死」というものの恐ろしさ、故の美しさ、そこから生まれる神秘的なほどの魅力が、マキさんの台詞を引き立たせていますね。
…しかし、彼女の言葉の真意は、彼女のみぞ知る。
ところで!
コンサートホールの中、帽子を目深に被って彼らの演奏を聴いていた帽子の彼女、あの意味深なズームからしておそらく例の手紙の差出人だと思うのですが…
放送当時も話題になった通り、とっても椎名林檎嬢に似てますよね~!!
しかもしかも、Twitter上で話題になった通り、彼女が活動していた「東京事変」が解散したのも、手紙の中で彼女が音楽をやめた、とあった五年前だとか…!!!
椎名林檎さんといえば勿論、エンディングの超良曲「おとなの掟」の作曲者ですよね。
この重要かつ大々的すぎないポジションに彼女を据えた構成にあっぱれ!
(この女性が椎名林檎さんだ、という確証を得ているわけではないのであしからず)
さて、そんなわけで、数回に渡りお送りしてきましたカルテットの感想&曲紹介は、番組の最終回と同時に最後になります。
来週からはもう見られないと思うとすっっっごく寂しいですが…。
ハッピーエンド!とは言い切れない、現実の厳しさに直面しつつも、希望の残るラストがとっても素敵だったので、満足です。
カルテット、最高!
素敵なお話を、ほんとうにありがとぅショコラ~~~!!!
【ドラマ】波乱の9話、選曲も1話のあの曲に「巻き戻っている」?【カルテット】
こんにちは、ツキコです!
恒例(?)の野球延長みぞみぞタイムを越えて、最終章前半戦の第九話。
今回は怒涛の展開目白押しでしたね~~~!
相変わらず普通にドラマの感想になっておりますが、お付き合い頂ければうれしいです♪
(途中でやや暴走気味です…しかし私は読み返さないぞ断じて……)
スタートから、怒涛の種明かし、戸籍の売買、犯罪者……
そんな真っ黒なやりとりからの天使のようなカルテット女二人組の会話。
可愛すぎる~とにこにこしたいのに、またもや冒頭から掛かる例のあの曲の不穏さに、白目を剝きながらTVを見つめるしかなく…。
「飢え死に上等」
別府さんのこの言葉、相当胸に刺さりました。
音大を卒業して、ちゃんとした社会人にならなくちゃいけないと思って、普通の社会人として就職した私にとって、その言葉はとても眩しいものでした。
そうなんだよなあ…周りの子は、親の援助を受けたりバイトで食いつないだりして必死に音楽やってるのに、私は飢え死にから逃げてやりたくもない仕事してるんだなあ……
話が逸れました!
ところで、アリスちゃんの独壇場、すごくかわいかったですね!
すごくかわいかったですけど、あれ、もしかしてアリスちゃんこれで退場…?!
最終回もちらっと出るような気がしなくもないのですが(一年後のアリスちゃんもきになる~~)、インパクト大な退場に笑ってしまいました。流石!
夫さんのシーンで切なかったのは、「普通」になっていくマキさんに耐えられなくなって出ていってしまった自分の、してしまったことに気づくシーン。
マキさんは「普通の家族」が欲しくて、でも、それを夫さんは拒絶してしまった。
知っていたら、何か変わったんでしょうか?うーん……切ない。
「咲いても咲かなくても、花は花」
まきさん(やはりまきさんはまきさんです)、良いこというなあ。
それに乗っかる他のメンバーの格言(?)もそのひとらしくて凄く素敵だし、皆本当に楽しそうで、平和で、長閑で、
(此処で玄関のインターホンが鳴る)
やっぱり来たかおのれ警察~~~~~!
と、どんどんあの富山県警への憎さが募っていくツキコ。
「早乙女マキ」ではなく、「ヤマモトアヤコ」であること、皆に嘘をついていたこと、「嘘だったんです」と、自分を全否定するような言葉を繰り返すマキさん。
それは何処か、父親が死んだとき、迎えにきたマキさんに自分のことを話していたすずめちゃんに似ているように感じました。
自分の事を貶めて、嫌われても仕方ないんだ、と思おうとして、でも本当はすごく、すごく傷ついている口振り。
警察が訪ねてきてから、マキさんがしきりに唇を触る仕草をしていましたが、これは心理学でいうと、「子供時代に欲求が満たされていない」んだそうです。
なんとなく口調や雰囲気も子供らしく、でも無機質で、昔に戻ったような印象を受けました。
そんなマキさんを救ったのは、あのとき彼女に救われたすずめちゃん。
「人を好きになることって、零れるものでしょう?」
今度はあなたが救ってあげたね。
信じてほしい、と泣くマキさんを抱きしめるすずめちゃんは、天使でしかなかった。
マジで。
「みんなと出逢ったから。」
あれ絶対マジだったよ家森さーん!!!!ガチのやつだったよ家森さーん!!!!照れてんじゃねえよ家森さーん!!!!!(大喜び)
………ダメだ…今回は本気で感想を書き殴るだけのブログになっている…。
警察に任意同行するためにマキさんが出ていって、彼女のヴァイオリンを抱いてしゃがみ込んでしまうすずめちゃんを、ほんの少しだけ迷った後そっと撫でる家森さんを私は見逃しませんでした…(まだ言う)
と、今回は目立って新しい曲は出てこなかったので、カルテットドーナツホールとして最後の一曲となった、この名曲を載せておきます。
今までも何度も合わせるシーンのあったこの曲、初期の頃に弾いていた曲ですね。
以前にも「巻き戻っている…」と意味深な考察が囁かれていましたが、次回予告のドラクエといい、このモルダウといい、此処でもその片鱗があるような…。
さて、来週はいよいよ最終回!!
どんな展開になるのでしょうか。今からみぞみぞし過ぎて眠れそうにありません!笑
あ、これ言っておかないと。
最後まで読んでくれて、ありがとぅショコラ~~
【ミュージカル映画】ラ・ラ・ランドに浸った花金のお話【lalaland感想】
こんにちは、ツキコです!
昨日、念願だったデイミアン・チャゼル監督の「ラ・ラ・ランド」を鑑賞してきました~!!
週末の渋谷ということもあって、平日のレイトショーにも関わらず殆ど席が埋まっているという混雑っぷりに恐れ戦きつつ、友人と並んで鑑賞。
友人は現職が音楽関係の方だったので、私以上に「他人ごとではない感じ」とおっしゃっていました。笑
ツキコとしても、前回【映画】出不精の私がどうしても映画館で観たいミュージカル映画【ラ・ラ・ランド】 と題して、ネット知識だけで記事を書いちゃうくらい楽しみにしていた映画なので、胸ときめかせての鑑賞でした。
というわけで、今回はラ・ラ・ランドの感想を書いていきたいと思います♪
ツキコの個人的な感想になりますので、ご参考程度にかる~く読んで下さいね!
(ネタバレも多分に含みますので注意!!)
まず、最初の曲がすごくよかった!
個人的に、ミュージカル映画といえども歌って踊ってな舞台風より、映画の中に自然と織り込んでいくタイプのほうが好みではあるのですが、冒頭のシーンは凄くテンションを持っていかれる感じが寧ろ心地よかったです。
個人的な好みを言うと、一番最初に車を降りて歌い出した黄色のワンピースの女性の声がすっごく好みでした~!彼女のためにサントラ購入を検討中。
続く場面にも、エマ・ストーン演じるミアをパーティーに誘う女友達が、代わる代わる歌う歌唱シーンがあり、そこの勢いも見ていてすごく楽しめました!
主役の二人以外の歌は別撮りなのかな?と思いつつ、その自然な歌唱姿と、当然ながら魅力にあふれていてフレッシュな歌声に、「素敵ー!」と「うおお私も歌いてええええ」のパッションが入り雑じりました…。
映画というより舞台、という印象と、物語の流れがばっちりあってたからこその高揚感、というか。
……正直、二人が恋人同士になった後のファンタジックなシーンや幻想的なミュージカル場面では、時折「うーん」となることもあったのですが…。
(予告で見たときから、プラネタリウムで踊るシーンは「…?」ってなってしまっていた…舞台なら普通にみられるのだけどなあ)
二人の夢見心地な気持ちを表しているんだろうな、というのは汲み取れたので、此処のところの表現は好みが分かれそうですね~。
現実的な情景と舞台的表現が入り雑じっていて、たま~に混乱しちゃったかな?
でも、でもでも、音楽はさることながら、映像美にもたっぷり拘ったハリウッド作品だけあって、映像の美しさはばっちりでした!
特に、事前に公開もされていたミアとセブの夕暮れのダンスシーン。
ノーカットで撮影されているため、リアルな印象もあるのですが、それを裏切る形で淡く色づいた背景の幻想的な美しさとの対比が、何とも言えず素敵。
その前後の歌の掛け合いや、車を見つけて別れるまでのシーンもよかったです。
春、夏、秋、冬と二人で駆け抜けて、その間に夢を追い掛け、挫折し、苦悩して、諦めた瞬間に夢の切符を掴む…という筋書きは、正直そこまで珍しくもないと思うのですが、形作る映像の美しさと、勿論主役二人の魅力と、それから圧巻の音楽で、ミュージカル映画として完成度の高いものになっているなあ、という印象。
最後はちょっぴり切ない(そしてやはりファンタジックな演出の)結末となっていましたが、ハリウッドらしい「幸せハッピー!」なごり押しじゃなくて個人的にはとっても満足しました。
(しかし前の席の女性二人は「ミア心変わりしてんじゃん!」とめっちゃキレていらっしゃった…おお…しずまりたまえ……)
見つめ合って、微笑んで、そうして別れゆく二人は、「永遠に愛している」と囁き合った真昼の美しさを、生涯心の隅に飼っているのでしょう。
それはまるで、叶えてしまって夢ではなくなった、いつかの欠片のように。
なーんてファンタジックにポエマーしてたら長くなってましたね!終ろう!
兎も角、音楽と映像と黄色のワンピースのお姉さんの声がよかったです!
【ドラマ】すずめちゃんの「夢」と「現実」に流れたリストの名曲&衝撃の「最後の嘘」!【カルテット】
こんばんは、ツキコです。
いよいよ再終幕、と謳われたカルテット第8話!
今回はいつにも増してただのドラマ感想となっております…。
7話終了後から今か今かと楽しみにしていた私は、視聴予約を済ませ、ちょっといい豆でカフェオレを作り、万全の状態でテレビの前に座っていましたよ。
…まあ、皆様もご存知の通り、ひっじょ~~~にWBCに焦らされてしまいましたが。笑
Twitterで「カルテット難民」なる皆さんと
普段は全部見終わって、余韻に浸ってからガッと書くブログも、今回はかーなーり慌てて書く羽目になってしまって残念…(次の日も朝が早いのです)
勿論日本国民としてジャパンを応援する気持ちはあるのですがね……!
日本初戦、白星おめでとうございますー!
さて、焦らしに焦らされた序盤、いつもの4人から始まったあの独特のテンポがもう見れないのだと思うと、面白い反面哀しくなりました…。
高橋一生さん演じる家森さんのいつもの持論展開、毎回楽しく観ていましたが、実は彼の台詞、話題がこのドラマの鍵になってることが多いんですよね。
カルテットの面白さのひとつは、非常に分かりにくい、何重にも張り巡らされた伏線にある…ことは、カルテットのファンの皆さんは最早ご存知でしょう。
わたしは考察が出来るほど頭がよくないのですが、松たか子さん演じるマキさんの離婚によって、「マキ戻る」=「巻き戻る」のオチには「?!」となりました。
今回は全編を通して、満島ひかりさん演じるすずめちゃんの恋心と成長、健気さ、可愛らしさが前面に押し出されていて、すずめちゃんファンとしては堪らない感じでしたね…!
「わたしの好きな人と、好きなひとに行ってもらってもいいですか?」
「君の好きはどこに行くの?」
「好きだってことを忘れるくらいの、好き。」
「眩しいな。」
眩しすぎてわたしは泣きました。
今回のカルテット、名台詞多すぎませんか……?!
松田龍平さん演じる別府さんの、
「人を査定しに来たの?どういう資格で?」
も、なんだかすごく良くて、私はそっとこのブログにメモを取りました。笑
「自分は鉄板焼きなんで」と嘘をついて、二人に譲ったコンサートチケットの、リストを聴きながら、「好きだってことを忘れるくらいの好き」なひとの夢を見る。
そんな幸せな「夢」の後、「現実」の二人を目の当たりにするすずめちゃん。
ちなみに、そんなすずめちゃんの背後で掛かっていたリストの曲は、「慰め」という曲です。(唐突な曲紹介)
愛の夢は有名ですが、コンソレーションはそうでもないのかな?
すずめちゃん&家森さんのペアの一見コミカルなシーン。
マキさん&別府さんのSとA(まさかのS(サンキュー)!)とJなシーン。
どちらもすごく雰囲気がよくて、私の足りない語彙力では語りつくせないほど計算された掛け合いでしたね…。
そして、ここから怒涛の展開へ。
「じゃあ、誰なんですか?」
「誰なんでしょう?」
「誰でもない女です。」
と、…と、鳥肌…………!!
そういえばこれサスペンスでしたー!!!!
いや、「まさか~♪」とか歌っているマキさんがなんの秘密もないとは全く思っていませんでしたが、本気で「まさか」過ぎて、これを打っている今も呆然としています。
「まさか」マキさんではなかった、と。
マキ戻るどころか、マキなんて最初からいなかったんです。
衝撃の事実でいつものエンディングが流れ、物語は本当の最終章へ。
……いやもう本当に、来週が待ちきれませんっっ!!
【ボイトレ】自宅で高音を出せるようにするボイストレーニング
こんにちは、ツキコです!
学生の頃は音大専用アパート、なるものに住んでいたので、朝九時から夜九時まで声を出し放題だったあの日の自分が妬ましいツキコです!キエエエエイ!
私を含め、「家は声が出せない…」「でも毎日カラオケ行くわけにも…」
そう思って悶々としている人、いると思います。
特に高音!
ピエーーーと叫ぼうものならたちまち物騒な方の壁ドンされるに決まってます。
ご近所トラブル真っ只中です。
そんな恐ろしい事態を回避するためには、声を張り上げなくても出来る高音の特訓が必要不可欠!
というわけで、今回は、自宅で出来る高音のトレーニングを紹介します。
それは……ハミング!
しってるよ~って方も、やってるよ~って方もいるかもしれませんが、実はハミング、ちょっとコツがあります。
「んー」と、口の中や喉の中で響く声。これはちょっと間違っています。
意識するのは、頭の上と眉間の間。
近所迷惑にならない程度の声量で、「ふーーーーーーーん」と声を出しましょう♪
尖りすぎていてもダメですが、吐息ばかりの掠れた声にもならないように気を付けましょう!
最初は、地声よりも少し低い音から始めて、段々高くしていくといいです。
・一息で低い⇒高い⇒低い音を出す
・一音一音、音階が変わるたびに区切る
交互にやるといいと思います。
高い音はどうしても喉を酷使しがちなのですが、意識を少し上にあげるだけで、枯れにくく喉を締めない声になりますよ。
もうひとつのポイントとして、高い音の前の準備はし過ぎない、ということ。
普通に歌っているときって、曲の中の高い音の部分で、つい力んじゃいませんか?
力む=体に力が入る、なので、無意識の内に喉声になっちゃうんですよね…。
おススメは、ジャンプすること!
今回は「自宅で」ということに重きを置いているので、勿論大ジャンプをするわけにはいきませんが …。
苦手な高音がくる一瞬前に、軽くジャンプ。重心が床に着いた反動で、すこーん、と高く力の入っていない声が出ますよ!
ジャンプはどうしても難しい環境の方は、水の入ったペットボトルなどを目の高さくらいまで投げ、受け取ると同時に声を出すと同じようにすこーんといい高音が出ます!
本当に簡単で劇的に変わるので、オススメです…!
(これは、声楽の先生直伝なのですが、普通にポップスでも使えると思います)
ハミングは声量を求めるのではなく、声を出すポジションを身体に覚えさせることを目的としたトレーニングなので、気軽にやってみてください!
ジャンプは、ベッドの上とかでかる~くどうぞ。(笑)
そして、ハミングの後は水分補給をしっかりしてくださいね。
乾燥が酷い時期なので、加湿器やマスクでしっかり喉を守りましょう。
それでは、今回はこのへんで。
是非試してみてください~♪
嗚呼憧れのビブラート!
こんにちは、ツキコです!
皆さん、今日も歌ってますか~?♪
今回は、ボイストレーニングに関して書かれているブログでは大抵取り扱っていそうな話題でお送りいたします~。
その名も、「嗚呼憧れのビブラート」!笑
そんなタイトルで始めた記事ではありますが、ツキコ自身はビブラートが掛からないことに悩んだことはないんです。
寧ろ、掛かり過ぎてしまって嫌だな~と思うことの方が多く…。
よく、練習として、高めの声で「あー」、低めの声で「あー」
(大体隣の音同士かな?)
交互に発声するこれを段々早くしていって、疑似ビブラートを掛ける…という人がいますが、正直私はこれ、反対です!
このやり方だと、思い切り喉を使った発声になると思うので、声を張り上げたときにひっくり返ったり、すぐ掠れたり、奥行きのない声になる…ような気がする。
頭声(がなり声や喉声ではなく、頭に響かせるような発声法)の歌手を目指す方には、あんまりやってほしくないですね。
発声の際に意識する場所がかなり近いので、キンキンした声と違和感のあるビブラートになってしまいます…。
理想は、「芯をつくる」ということ。
姿勢を正し、たっぷりとした腹式呼吸を心掛けます。
変に声を揺らそうとする必要はありません。
そうすると、かなり喉声で、ぶらさがったような声になってしまいます。
脇腹より少しだけ後ろの方、横隔膜の動きを意識して空気を吸い込んでから、自分が一番出しやすい高さの音を、まっすぐに出します。
がなったり、吐息混じりの声ではなく、はっきりとした声を心掛けましょう!
揺らそうとすると、喉や体に変な力が掛かってしまうので、「作ったビブラート」になってしまいます。
まっすぐ、身体を使って、息の続く限り声を出し続けてみてください。
あ、無理に大きな声は出さなくていいですよー!
- はっきりとした発音
- 頭の後ろまで響かせるような意識
- 声の道筋はとにかくまっすぐ!
- 絶対に自分からは揺らさない
これを意識しながら続けていると、必ず綺麗なビブラートが掛かります。
声=音は、そもそもが「空気の振動」なので、力任せな声でなければ自然と掛かるんじゃないかな…とツキコは思います!
ベタで感覚的なアドバイスで申し訳ありませんが、参考にしてみてください♪
もし、歌を練習する上での悩みや、寧ろツキコに対するアドバイスがあれば、是非教えてくださいませ。
おまちしてまーす!
【ドラマ】すずめが泣きながら弾いた一曲に込められた想い【カルテット】
「大人は秘密を守る」
いや~~今回も面白かったですね~~~!
個人的には、怒涛の急展開の間に挟まる高橋一生さん演じる有森さん・松田龍平さん演じる別府さんのコミカルなシーンが大好きでした。笑
「ホットケーキー!!!!」
一番印象に残っているシーン、を挙げるのがむつかしいくらい、どの瞬間も心に迫る
場面ばかりでしたね。
冒頭、松たか子さん演じるマキさんが、義母には「別れます」と迷いなく告げていたはずの夫と鉢合わせ、内に溢れる喜びを隠しきれないままで彼と接し、そして、口紅を引くシーン。
流れる「大人は秘密を守る」をBGMに、唇に線を引くように。
たまりませんでした………。
マキさんと旦那さんの決別や、吉岡里帆さん演じるアリスちゃんの黒幕っぷり(?)もかなり心にくるものがありましたが、今日書きたいのはそこではなく…
(個人的に、目の笑ってないアリスちゃんはめちゃくちゃ好きです。いいキャラしてる。)
今回の見どころの中でも、すずめちゃんとマキさんの関係性が垣間見える部分が大きかったかなと思います。
すずめちゃん、最初から最後まで、マキさんのことを想った行動してましたね。
詐欺師扱いされた過去を知られた時、自分の欲しい言葉をくれて、大好きな場所に連れ帰ってくれた、母のような姉のような存在。
恋愛感情にも近い執着があったのかな、と思ったのは、やっぱりコンビニの前の爆弾発言シーン(マキさん…!)でしょうか。
あのシーンでだけ、マキさんに対する口調が変わっていたのもよかった。
まるであの日の子供のように、縋るように「行かないで」というすずめちゃん…。
自分達との暮らしではなく、夫との生活を選んだマキさんを見送った後、独り(いや、すぐ近くで有森さんがお茶漬け食べてましたが…笑)チェロを弾くすずめちゃん…。
片方の瞳から、一粒だけの涙を流す姿がたまりません。
満島さん本当にこういう役似合うなあ。不思議な雰囲気がある。
話しは逸れますが今回のマキさんは全体的に「女」って感じでしたね。好きなひとに逢えて浮かれる、ただの女。色気がすさまじかった。
それでも妙ないやらしさがなく、寧ろ切なささえ滲む演技でした。
それなのに最後は抱きつくことをしないで、そっと手を握ったマキさん。幸せになってほしいです。
……と、いうわけで!
ドラマの純粋な感想が長くなりましたが、今回はすずめちゃんが涙を流しながら演奏したあの曲について紹介したいと思います~(遅い)
曲名は、「Both Sides Now」
ジョニ・ミッチェルというミュージシャンが歌う、名曲です。
恥ずかしながら私も、歌詞をしっかりと調べたのは今回が切欠なのですが…。
Joni Mitchell - Both Sides, Now [Original Studio Version, 1969]
邦題は「青春の光と影」。
物事には光と影がある、人生の理想と現実を歌っています。
幼い頃に詐欺事件に巻き込まれたすずめちゃんにとって、青春とはカルテットとして活動し四人で暮らす今のことなんじゃないかな、と思いました。
そう考えると、なんだかまたほろりときてしまいますね。
特にぴったりだな、と思った部分を紹介します!
(和訳はインスピに近いので、細部が間違っているのはご容赦を…!)
「なびいて揺れる、天使の髪 空に浮かんだアイスクリームのお城
羽根で出来た深い谷が、あちらこちらにあって
そんな風に雲をみていた」
「結局私は、人生なんてちっとも分かっていない」
彼女にとっての「雲」は、きっとマキさんだったんだろうな。
今までのすずめちゃんはあくまでも「騙す側」で、夫を殺したかもしれないマキさんのことも最後には信じることに決めた彼女だからこそ、今までアイスクリームのお城だったものの裏切り(というと語弊があるかもですが)に抱いた寂しさが現れていると思いました。
欠点で繋がってる、とマキさんが称したカルテット。
来週はいよいよ最終章!相変わらずの不穏さを詰め込んだ次回予告でしたが、どうなるのでしょう……!
「マキ戻った」マキさんが口遊む鼻歌がラスボス感ありすぎたことだけは確かだ!
テレビの前で正座待機ですね♪
ではでは、長くなりましたがこれで。
読んでくれてありがとぅショコラ~~~。