心をうつ音楽、とは。

元音大生の奮闘リハビリボイストレーニング

凡人を認めるのがとてもつらいという話。

こんにちは、ツキコです。

今日から始まったプレミアムフライデー、楽しんでいる人は何人いらっしゃったのでしょう。

私の勤めている会社は元々がフレックスなので、あんまり恩恵というほどの恩恵はないのですが…。

さて、今回は誰も得をしないコーナーです。

次の日の予定がない休日前夜、眠るのも勿体無くてぼんやりしていると、どうしても思考が悪い方へ言ってしまう私の話をしたいと思います。

名付けてそのまま、凡人を認めるのがとてもつらいという話。

 

皆さんには、「これは負けたくない」と思うものはありますか?

「これだけは、人より特別なんじゃないか」と漠然とした自信のあるもの、あるいはあったものはありますか?

 

私にとっては、それが音楽でした。

特別飛びぬけて上手いわけでもなかったかもしれませんが、学生の頃はどうしてだか自分の歌が特別に思えて、きっといつか大勢の前で歌うひとになるんだ、と漠然と思っていたわけです。

大学の四年間はクラシックを学びましたが、本当はずっとポップスがやりたくて、中途半端に手を出してみたり。

学生の間はずっと、「今は勉強の時期だから」と繰り返して、自分が特別ではないことから目を背けてきたんです。

 

社会人になってみて、当たり前のように歌う機会が減って、しかも、それに順応している自分に気づいたとき。泣けてきました。

「どうして私は死なないんだろう」と、悲壮感でもなくそう思ったんです。

ずっと自分は「歌ってないと死ぬ!」っていう人間だと思ってきたんです。

 

情熱を、情熱として持ち続けるということのむつかしさを、感じています。

日々、追い立てるように迫っては過ぎていく時間の中で、本当にしたいこと、を探しています。

暮らしていくだけのお金を稼いで、毎週金曜日のケーキを楽しみに生きる。

そんな自分でいい、と諦めてしまいたくないです。

 

…そんな風に葛藤している社会人は、きっと私だけじゃないんだろうなあ。

 

今日も、ブログを書く前に呼吸法を行いました。

(呼吸法については、腹式呼吸のその前に。を参照してください)

地道な努力だけで叶う夢ではありませんが、それでもあきらめてしまうよりはずっといいだろうと思って、思いたくて、続けています。

あきらめない内は、私も「音楽家」でいられると信じて。

 

そういえば、同じ大学で声楽を学んでいた友人が、今度留学するそうです。

「いいなあ」で終わるか、「私も頑張ろう」に昇華するのかは、自分次第。

人類皆凡人。だけど、誰かのヴェルタースオリジナル

 

……自分で書いてて何を言ってるのか分からなくなってきたので、終わりにします。(笑)

 

要は、「凡人の皆、がんばろうぜ!」ってことです。

えい、えい、おー!